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2005~2009年度
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2班の活動

第2班2012年度第2回研究会を開催しました。

第2班所属研究員による研究発表

2班の活動
2012/09/26

◆開催日時:2012年9月8日(金) 13:30~16:30

◆開催場所:龍谷大学 瀬田学舎 智光館B102

◆出席者:松村省一、脇田博文、李洙任、高桑光徳、八幡耕一、松井智子、本多善、櫻井想(順不同、敬称略)

 

【テーマ】

11月開催の国際シンポジウム及び叢書掲載論文に関わる研究発表

 

【概要】

 第2回研究会では、アフラシア多文化社会研究センター主催国際シンポジウムにおいて、第2班が構成する「パネル2」、および叢書掲載論文に関する研究発表がおこなわれた。叢書掲載論文の研究発表として脇田博文氏(龍谷大学)・松村省一氏(龍谷大学)、シンポジウム発表者である李洙任氏(龍谷大学)・高桑光徳氏(明治学院大学)がそれぞれ発表をおこなった。

 脇田氏は「Quality Assurance of English Language Teachers and Teacher Education Policy in Japan」と題し、日本において英語教員免許を取得する為のカリキュラムと現場で求められる能力にズレが見られる現状から、現在の教員養成政策が教員のクオリティーをコントロール出来ていない点を指摘した。そして、今後英語教師のクオリティーをどのようにマネージメントしていくべきか、また教員に求められるプロフェッショナリズムとは何なのかを論じた。

 松村氏は「Elementary school English instruction:Comparing perspectives among South Korea,Taiwan,and Japan」と題し、韓国・台湾・日本における小学校外国語教師の言語観の調査をおこない、言語観がいかに教育に反映されているのか、そして言語教育政策とどのようにつながっているのか、という検証をおこなった。この作業を通じて、今後日本が多言語教育に舵を切るために必要な条件について考察を加えていくという。

 高桑氏は「Implementing effective foreign language education for the diversified Japanese society」と題し、日本の義務教育における外国語教育が英語教育に偏重している現状から、他の外国語は実質的に排除されている点を指摘し、多文化化が進む日本の現状に相応しい外国語教育への考察をおこなった。

 李氏は「Japanese Learners' Underlying Beliefs Affecting Foreign Language Leaners' Motivation:New Perspectives of Affective Factors Mechanism」、および「What can Japan learn from the English education in Iran and Turkey?」と題する2つのテーマについて報告をおこなった。前者は、日本の英語教育においてガードナー等のモチベーション研究の理論が適用できない原因を明らかにするために、日本における英語教育政策を歴史的変遷に即して検討するものであった。そして、その理由の根底にエスノセントリズムがあるのではないか、という点を指摘した。

 後者は、現在のイランおよびトルコにおける英語教育についての調査報告であった。イランではネイティブの教師がいないという現状にもかかわらず、語学学校は多く、活発に英語教育が行われ、非常に英語力の高い人材が育っているという。同様に、トルコでも英語力の高い人材が育っているという。そして、この両国の英語教育へのモチベーションの背景に対する検討がなされた。

 各報告から、多文化化が進む現代の日本の状況、日本における言語政策の方向性への問題提起、そしてその外国語教育政策へのフィードバックの必要性が共有できる点として明らかとなった。

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